屋根の漆喰が崩れる原因は？対策と施工業者の正しい選び方を紹介！
屋根や外壁を定期的にメンテナンスすることで、家の寿命を延ばすことができます。とはいえ、使用されている屋根材や外壁材によって耐用年数が異なることから、メンテナンス頻度にも違いがあります。
たとえば、瓦屋根の場合は耐久性が高く、メンテナンスフリーと呼ばれることも珍しくありません。しかし、屋根材自体の耐久性だけでなく、下地や防水シート、漆喰などの耐用年数についても考慮しておく必要があります。屋根材の状態が問題なかったとしても、下地や漆喰が劣化していると、崩れてしまう可能性もゼロではありません。
そこで、今回は、漆喰が崩れる原因と対策に加え、漆喰が崩れたらどうなるのかを解説します。さらに、漆喰の崩れの補修を依頼する施工業者の正しい選び方についても、併せて見ていきましょう。
屋根の漆喰が崩れる原因
屋根のメンテナンスを定期的に行うことで、家の寿命を延ばすことができます。ただ、屋根材によって耐用年数が異なるので、使用している建材に合わせて、メンテナンス頻度を変えなければなりません。
ただ、注意しなければならないのは屋根材だけでなく、下地や漆喰、ルーフィング（防水シート）も併せてチェックしておく必要があります。
というのも、屋根材自体の状態がよかったとしても、漆喰が崩れてしまうことがあるのです。ここでは、屋根の漆喰が崩れる原因について、詳しく見ていきましょう。
経年劣化
そもそも、屋根で使用される漆喰は、屋根瓦同士の隙間を埋める重要な役割を担っています。漆喰を使うことで、屋根同士の隙間がなくなり、雨や風の浸入を防ぐといった特徴があります。
さらに、漆喰によって屋根瓦がしっかりと固定されることから、地震などが発生しても瓦が落ちにくくなるといったメリットもあるでしょう。漆喰は、屋根においてなくてはならない存在ともいえます。
しかし、漆喰にも寿命があり、経年劣化によってボロボロと剥がれることがあります。漆喰が剥がれ、崩れ落ちると、屋根瓦を固定するものがなくなってしまい、瓦を一緒に落下してしまうことも少なくありません。
地震
経年劣化のほかに、地震によって、屋根の漆喰が崩れ落ちてしまう可能性があります。屋根瓦を固定している漆喰は雨や風に強い素材でできているものの、飛来物によって破損してしまうことがあります。
また、紫外線と酸性雨の影響により、漆喰自体が劣化してしまい、強度が脆くなって、ボロボロと剥がれることも珍しくありません。
屋根の漆喰が崩れたらどうなる？
屋根の漆喰は、瓦を固定するための重要な役割を担っています。漆喰が崩れると屋根瓦が落下してしまう可能性があり、非常に危険です。
ただ、そのほかにも、屋根の漆喰が崩れると、重大なトラブルにつながるケースがあります。ここでは、屋根の漆喰が崩れたらどうなるのか、具体的に見ていきましょう。
雨漏り
屋根の漆喰が経年劣化などが原因で崩れると、屋根瓦同士に隙間ができてしまい、そこから雨や風が入り込んでしまいます。
そして、屋根から室内へと雨水が伝わり、室内に雨漏りが発生してしまうのです。雨漏りが発生すると、室内の湿度が高くなり、カビやダニが繁殖してしまうことも少なくありません。
さらに、雨が構造躯体にまで伝わると、木材が腐食してしまって、家の寿命に影響を及ぼす可能性があります。雨漏りによって、構造躯体にまで影響した場合、大規模なリフォームが必要になることもあるので、雨漏りにならないためにも定期的なメンテナンスが必要です。
屋根の補修はどうする？
屋根の漆喰が崩れると、屋根瓦が落下したり、雨漏りが発生したりします。安全な家を維持するためにも、漆喰が崩れているのを見つけたら、早急に対処することが大切です。
とはいえ、漆喰の崩れをどうやって修理すればいいのかわからない方がほとんどでしょう。ここでは、屋根の漆喰の崩れの補修方法と対処法を詳しく解説します。
DIY
昨今はDIYブームにより、家のメンテナンスを自分でしようと思われる方も多いのではないでしょうか。屋根の漆喰の崩れについても、DIYで挑戦しようと思う方がいるでしょう。
しかし、結論からいうと、漆喰の補修をDIYで行うのはおすすめできません。というのも、屋根の漆喰の補修は、高所作業となるので、非常に危険な作業となります。屋根に登ってDIY作業するのは非常に危険なので、絶対にやめましょう。
なお、DIYであれば、修理にかかる費用を抑えられるというのは一理ありますが、漆喰の補修については、適切な方法・手順で行わなければ、施工不良が原因で雨漏りが発生することがあります。
屋根の漆喰は、非常に重要な役割を担っていることから、正しい施工方法で作業する必要があります。したがって、漆喰の補修作業の経験がない方は、DIYで修理するのは控えたほうがいいでしょう。
専門業者に依頼
屋根の漆喰は雨漏りの発生を未然に防ぐという意味でも、重要な役割を担っています。さらに、補修作業は高所作業となるので、経験豊富な職人に任せたほうがいいでしょう。
そのため、漆喰が崩れているのを見つけたら、まずは屋根リフォーム専門業者に相談することをおすすめします。屋根リフォーム専門業者であれば、予算や要望に合った方法を提案してくれるので、屋根や漆喰に関する知識がない方でも、気軽に相談できるでしょう。
なお、「街の屋根屋さん、外壁屋さん」では、埼玉県内の熟練職人や口コミで評判の高い専門業者を無料で紹介しています。さらに、無料で建物調査を行っており、屋根や外壁などの状態を詳しく調査させていただき、最適なプランをご提案いたします。
漆喰の崩れの補修にかかる費用相場
漆喰が崩れているのを放置していると、屋根瓦同士に隙間ができてしまい、そこから雨が入り込んでしまいます。そして、そのまま放っておくと、雨漏りが発生することも少なくありません。
そのため、重大なトラブルにつながる前に、漆喰の崩れをしっかりと補修することが大切です。とはいえ、漆喰がボロボロと崩れてしまっていることから、補修にかかる費用が高いのでは？と思われる方もいるでしょう。
屋根の漆喰の補修にかかる費用の相場は、3,000～5,000円/mです。補修する範囲によって、金額が異なるのはもちろん、補修費用に加えて足場代などがかかります。
そのため、一般的な大きさの家であれば、1軒あたり400,000～600,000円ほどが補修費用の目安となります。
ただし、業者によって費用単価が異なるのはもちろん、施工方法・内容によっても金額が異なるので、実際の補修費用を知りたい方は専門業者に建物調査をしてもらいましょう。
「街の屋根屋さん、外壁屋さん」では、建物の無料調査を行っています。屋根の漆喰の状態をしっかりと調査したうえで、必要な工事をご提案いたします。もちろん、予算や要望をしっかりとヒアリングしたうえで、最適なプランをご提案いたしますので、屋根リフォームやメンテナンスがはじめての方でも安心していただけるでしょう。
「街の屋根屋さん、外壁屋さん」は、これまでに数多くの漆喰補修の実績があることから、質の高い工事を提供いたします。さらに、メンテナンスが必要な理由や、どれくらいの頻度で点検したほうがいいかなども、併せてお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
屋根の漆喰が崩れたときに行う工事の内容
屋根の漆喰が崩れたときは、屋根リフォーム専門業者に相談することをおすすめします。漆喰補修の経験が豊富にある専門業者であれば、丁寧な工事をしてくれるのはもちろん、質の高い仕上がりを提供してくれるでしょう。
具体的な工事内容は、既存の漆喰を取り除くところからはじめます。というのも、古い漆喰の上から新しい漆喰を塗ったとしても、ボロボロと剥がれ落ちる可能性があるのです。
そのため、漆喰の補修作業では、既存の漆喰を完全に取り除くところからはじめます。そして、新しい漆喰を充填する作業へと進みます。
これらの作業のことを、「詰め直し」といい、屋根の漆喰が崩れたときや、破損したときに行う一般的な工事です。
まとめ｜専門業者に相談しよう！
屋根の漆喰が崩れているのを放置していると、屋根瓦が落下してしまい、非常に危険です。さらに、漆喰が剥がれたところから、雨水が入り込んでしまい、雨漏りが発生することがあります。
そのため、漆喰の崩れを見つけたら、すぐに屋根リフォーム専門業者に相談しましょう。埼玉県内で屋根や外壁のメンテナンス、リフォームを専門としている「街の屋根屋さん、外壁屋さん」では、無料の建物調査を実施しています。
お客様のご自宅を無料で調査し、屋根や外壁の状態を詳しくお伝えいたします。そして、メンテナンスが必要かどうかをお伝えするとともに、必要であれば工事内容や見積もりもご提示させていただきます。
新築から一度もメンテナンスしたことがない方や、屋根の状態が気になる方、漆喰の崩れが不安な方は、ぜひ「街の屋根屋さん、外壁屋さん」にご相談ください。
