外壁のコケ・カビの原因と対処法【放置すると外壁材が腐食します】
「外壁が緑色や黒くなってきた…」コケ・カビは見た目だけでなく、外壁材を腐食させる深刻な問題です。
まずはこの数字を見てください
コケ・カビを放置した場合の放置リスクTOP4
- 1位
雨漏り発生
外壁材のひびから雨水が浸入し、室内への雨漏りが発生します。
- 2位
構造体の腐食
壁内部の木造構造体が腐食し、建物の耐久性・耐震性が低下します。
- 3位
カビ・シロアリ被害
湿気が溜まった壁内部はカビ・シロアリの温床になります。
- 4位
修繕費用の増大
早期対処なら80〜150万円が、放置すると200〜500万円以上になります。
外壁のコケ・カビとは?発生する原因
外壁のコケ・カビは、日当たりが悪く湿気が多い場所(北面・日陰)に発生しやすい現象です。見た目が悪くなるだけでなく、コケ・カビが外壁材に根を張ることで外壁材の腐食・劣化が進みます。また、胞子が飛散することで健康被害のリスクもあります。
コケ(藻)は、緑色・茶色・黒色の植物状の生物で、外壁表面に付着して繁殖します。特に日当たりが悪く、雨水が当たりやすい北面・西面に発生しやすいです。コケは塗膜の微細な凹凸に根を張り、外壁材の内部に浸透して腐食を引き起こします。
カビは、黒色・茶色の菌類で、湿気が多い場所に発生します。外壁だけでなく、室内にも影響を与えることがあります。カビの胞子は空気中に浮遊し、室内に入り込むとアレルギー・喘息などの健康被害につながります。特に小さなお子さん・高齢者・アレルギー体質の方がいるご家庭では注意が必要です。
コケ・カビが発生しやすい条件は以下の通りです。まず、日当たりが悪いこと(北面・日陰・樹木の近く)です。日光が当たらないと乾燥しにくく、コケ・カビが繁殖しやすい環境になります。次に、湿気が多いこと(雨が当たりやすい・排水が悪い)です。外壁に水分が長時間残ると、コケ・カビの温床になります。また、塗膜が劣化していること(防水機能の低下)も原因です。塗膜が劣化すると外壁材が水分を吸収しやすくなり、コケ・カビが繁殖しやすくなります。さらに、外壁材の表面が凹凸が多いこと(モルタル・窯業系サイディング)も、コケ・カビが付着しやすい条件です。
コケ・カビを放置した場合のリスク
コケ・カビを放置すると、外壁材の劣化が急速に進みます。「見た目が悪いだけ」と思っていると、気づいたときには大規模な修繕が必要になっていることがあります。
最初のリスクは外壁材の腐食です。コケ・カビが外壁材に根を張ると、外壁材を内部から腐食させます。特にモルタル外壁・木材外壁・窯業系サイディングは影響を受けやすいです。腐食が進むと外壁材が崩れ、大規模な補修・張り替えが必要になります。
次のリスクは防水機能の低下です。コケ・カビが繁殖すると塗膜の防水機能が低下し、雨水が外壁材に浸透しやすくなります。浸透した雨水は壁内部の構造体を腐食させ、雨漏りの原因になります。
健康被害のリスクも見逃せません。カビの胞子が室内に入り込むと、アレルギー・喘息・シックハウス症候群などの健康被害につながります。特に小さなお子さん・高齢者・アレルギー体質の方がいるご家庭では、早めの対処が必要です。
また、コケ・カビが繁殖した外壁は美観を著しく損ないます。緑色・黒色のコケ・カビは建物の印象を悪くし、資産価値の低下にもつながります。近隣の方への印象も悪くなるため、早めの対処をお勧めします。
コケ・カビを放置すると、修繕費用も増大します。早期に高圧洗浄+塗り替えで対応すれば80〜150万円程度で済みますが、外壁材が腐食してから対処すると外壁材の張り替えが必要になり、200〜400万円以上かかることがあります。
コケ・カビの除去方法と再発防止策
コケ・カビを除去するには、高圧洗浄と防藻・防カビ塗料での塗り替えが最も効果的です。応急処置として高圧洗浄で除去することはできますが、根っこが残っていると再発します。根本的な解決には塗り替えが必要です。
高圧洗浄は、高圧の水で外壁表面のコケ・カビを洗い流す方法です。外壁塗装の前処理として必ず行います。高圧洗浄だけでは根っこまで除去できないため、防藻・防カビ剤を使用した洗浄を行うことが効果的です。
防藻・防カビ塗料での塗り替えが根本的な解決策です。防藻・防カビ成分が配合された塗料を使用することで、コケ・カビの再発を長期間抑制できます。シリコン系・フッ素系・無機系塗料には防藻・防カビ効果が高いものが多く、おうち工房では用途に合わせた塗料をご提案します。
再発防止のためには、排水環境の改善も重要です。外壁周辺の排水が悪い場合は、排水溝の清掃・改善を行いましょう。また、外壁に近い樹木・植栽は定期的に剪定し、日当たり・風通しを改善することも効果的です。
定期的なメンテナンスも大切です。3〜5年に1回の高圧洗浄と、10〜15年に1回の外壁塗装を行うことで、コケ・カビの発生を抑制し、外壁材の寿命を延ばすことができます。
コケ・カビ対策の費用と工期
コケ・カビの除去・対策にかかる費用と工期について解説します。
高圧洗浄のみの場合は、一般的な2階建て戸建て住宅で3〜8万円程度です。工期は1日程度です。ただし、高圧洗浄だけでは根本的な解決にはならず、再発する可能性があります。
高圧洗浄+防藻・防カビ塗料での外壁塗装の場合は、80〜150万円程度です。工期は7〜14日程度です。防藻・防カビ効果のある塗料を選ぶことで、10〜15年程度コケ・カビの再発を抑制できます。
外壁材が腐食している場合は、部分補修または全面張り替えが必要です。部分補修は10〜50万円程度、全面張り替えは100〜300万円程度かかります。早期対処することで、高額な張り替え費用を避けることができます。
おうち工房では、コケ・カビの程度・外壁材の状態を診断し、最適な対処法と費用をご提案します。無料診断・無料見積もりを行っていますので、お気軽にご相談ください。