屋根塗装の費用相場|30坪で35〜60万円・平米単価・屋根材別の価格と見積もり例【2026年版】

query_builder 2026/04/13

この記事の結論

  • 30坪・2階建ての一軒家で、屋根塗装だけを頼む場合の相場は、シリコン塗料で35〜60万円です(足場代込み)。
  • 屋根の塗装費用のうち、足場代が15〜25万円を占めます。外壁塗装と一緒に頼めば足場が1回で済み、屋根の分は20〜40万円ほどの追加で済みます。
  • 屋根材の傷みが大きい場合は塗装では直せず、カバー工法や葺き替えが必要です。塗装できる状態かどうかを先に確かめることが、いちばんの節約になります。

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「屋根の塗装はいくらかかるの?」という疑問に、坪数別・塗料別の相場、費用の内訳、外壁と一緒に塗る場合の金額、カバー工法や葺き替えとの違いからお答えします。

この記事は、埼玉県鶴ヶ島市の外壁・屋根塗装店・おうち工房が、見積もりの相談でよくいただく質問をもとにまとめています。金額は、当サイトの外壁塗装 30坪の相場・40坪の相場と同じ基準の目安です。

屋根塗装の費用相場(坪数別)

延床面積(2階建て)屋根の面積の目安屋根塗装だけの相場(シリコン・足場代込み)
20坪約40〜50㎡30〜50万円
30坪約60〜70㎡35〜60万円
35坪約70〜80㎡38〜62万円
40坪約80〜90㎡40〜65万円
50坪約100〜115㎡45〜75万円

屋根の面積は、屋根の形(切妻・寄棟など)と勾配で変わります。急な屋根は、屋根の上に専用の足場(屋根足場)が必要になり、5〜10万円ほど高くなることがあります。

屋根塗装の塗料別の費用(30坪の例)

塗料屋根塗装だけ(足場代込み)耐用年数の目安
シリコン塗料35〜60万円8〜12年
遮熱シリコン塗料40〜65万円10〜15年
フッ素塗料45〜70万円12〜18年
無機塗料50〜80万円15〜20年

屋根は外壁より日差しと雨を強く受けるため、同じ塗料でも外壁より早く傷みます。外壁と一緒に塗り替える場合は、屋根の塗料を外壁より1ランク上にして、次の塗り替え時期をそろえる方法もあります。夏の暑さが気になる方には、遮熱塗料が向いています。

屋根塗装の平米単価(1㎡あたりの目安)

見積書は、屋根の面積(㎡)×単価で計算されます。単価の目安を知っておくと、見積書が相場どおりかを確かめられます。

項目単価の目安メモ
シリコン塗料(3回塗り)2,000〜3,000円/㎡いちばん選ばれている塗料
遮熱シリコン塗料(3回塗り)2,500〜3,500円/㎡夏の屋根の温度上昇を抑える
フッ素塗料(3回塗り)3,500〜4,500円/㎡耐用年数が長い
無機塗料(3回塗り)4,500〜5,500円/㎡さらに長持ちするが高価
足場600〜800円/㎡足場をかける面積(外壁の面積より広め)で計算
飛散防止ネット100〜200円/㎡塗料や洗浄水の飛び散りを防ぐ
高圧洗浄100〜300円/㎡コケ・カビ・古い塗膜を落とす
縁切り(タスペーサー)400〜600円/㎡スレート屋根の雨水の逃げ道をつくる

単価が極端に安い場合は、塗る回数が少ない、塗料を薄めすぎている、といった手抜きのおそれがあります。逆に高すぎる場合は、内訳を出してもらいましょう。

屋根塗装の費用の内訳(30坪・シリコン塗料の例)

項目費用の目安内容
足場15〜25万円足場の組み立て・解体、飛散防止ネット。外壁と一緒なら1回分で済む
高圧洗浄2〜4万円コケ・カビ・古い塗膜の洗い流し
下地処理・縁切り3〜8万円ひび割れの補修、スレート屋根の縁切り(タスペーサーなど)
塗装(3回塗り)12〜20万円下塗り・中塗り・上塗り(約60〜70㎡)
棟板金まわり1〜5万円釘の打ち直し、さび止め。板金の交換が必要な場合は別途
諸経費2〜5万円現場管理、廃材処理など

合計すると、シリコン塗料の場合は多くが35〜60万円前後に収まります。棟板金の交換や、割れたスレートの差し替えが多い場合は、この金額に加わります。

モデル見積もり(30坪・スレート屋根・シリコン塗料)

屋根の面積65㎡、足場をかける面積200㎡の家を例にした、一般的な見積もりの形です(金額は税抜き)。

項目数量×単価金額
足場の組み立て・解体200㎡×700円140,000円
飛散防止ネット200㎡×150円30,000円
高圧洗浄65㎡×200円13,000円
下地補修(ひび割れなど)一式20,000円
縁切り(タスペーサー)65㎡×500円32,500円
塗装(下塗り・中塗り・上塗り)65㎡×2,500円162,500円
棟板金の釘打ち・さび止め一式20,000円
諸経費(現場管理・廃材処理)一式30,000円
合計(税抜き)
448,000円

実際の見積もりでも、このように項目ごとに「数量×単価」が書かれているかを確認しましょう。「屋根塗装一式」とだけ書かれた見積書は、ほかの業者と比べられません。

屋根材ごとの塗装費用と注意点

屋根材塗装の可否費用と注意点
スレート(コロニアル・カラーベスト)塗装できるいちばん多い屋根材で、上の相場はこの屋根の目安です。塗装後に雨水の逃げ道をつくる縁切り(タスペーサー)が必要です。2000年前後に作られた一部の製品は、割れやすく塗装に向かないため、カバー工法を検討します
金属屋根(トタン・ガルバリウム鋼板)塗装できるさびを落とす作業(ケレン)と、さび止めの下塗りが欠かせません。そのぶん1㎡あたり300〜800円ほど高くなることがあります
セメント瓦・モニエル瓦塗装できるモニエル瓦は表面の層を落としてから専用の下塗り材を使う必要があり、普通の塗り方だとすぐにはがれます
日本瓦(粘土瓦)塗装は不要瓦そのものは塗装しません。漆喰や棟の補修、ずれた瓦の直しが中心です

屋根塗装の費用が高くなるケース

  • 屋根の勾配が急:屋根の上に専用の足場(屋根足場)が必要になり、5〜10万円ほど高くなります
  • 屋根の形が複雑:谷や棟が多い屋根は、塗る面積と手間が増えます
  • 3階建て・狭い土地:足場が高く、組み立てに手間がかかります
  • 傷みが進んでいる:割れたスレートの差し替え、棟板金の交換、さびの多い金属屋根は、補修費が加わります
  • 高耐久の塗料を選ぶ:フッ素・無機塗料は、シリコン塗料より10〜20万円ほど高くなります

外壁と一緒に塗ると、いくら?

工事の内容(シリコン塗料)30坪40坪
屋根塗装だけ(足場代込み)35〜60万円40〜65万円
外壁塗装だけ(足場代込み)90〜110万円100〜120万円
外壁と屋根をまとめて塗装110〜150万円125〜165万円

屋根と外壁を別々の時期に工事すると、足場を2回組むことになります。まとめて塗れば足場代が1回で済むため、築10〜15年で外壁と屋根の両方に色あせやコケが出ているなら、同時の塗装がおすすめです。

屋根塗装が必要なサイン

  • 色あせ・コケ・カビ:塗膜の防水性が落ちてきたサインです
  • スレートのひび割れ・反り:小さな割れは補修と塗装で直せますが、数が多い場合はカバー工法を検討します
  • 棟板金の浮き・釘の抜け:強風で板金が飛ぶおそれがあり、塗装の前に補修が必要です
  • 前回の塗装から10年以上:見た目に問題がなくても、一度点検しておくと安心です

屋根は自分では見えにくく、上るのは危険です。おうち工房ではドローンで屋根を撮影し、写真でご説明しています。

塗装・カバー工法・葺き替えの費用の違い

工事30坪の目安(足場代込み)向いている屋根
塗装35〜60万円屋根材そのものはまだ傷んでいない屋根
カバー工法80〜150万円スレートの割れが多い、塗装では持たない屋根
葺き替え120〜220万円下地の傷みや雨漏りがある屋根、瓦屋根の全面改修

カバー工法と葺き替えの金額は、屋根材と屋根の形で大きく変わる一般的な目安です。カバー工法の注意点は屋根カバー工法で後悔する3つの原因で詳しく紹介しています。

注意

瓦屋根(日本瓦)は、瓦そのものには塗装が必要ありません。「瓦を塗装しないと雨漏りする」と勧められた場合は、ほかの業者にも見てもらいましょう。また、「火災保険で屋根がタダで直せる」という勧誘には注意が必要です。火災保険が使えるのは、台風や雪などの自然災害で壊れた場合で、古くなったことによる傷みは対象になりません。

屋根塗装の費用を抑えるコツ

  • 外壁と一緒に塗る:足場代が1回で済みます
  • 塗装できるうちに塗る:傷みが進んでカバー工法や葺き替えが必要になると、費用が2〜4倍になります
  • 自社で施工する業者に頼む:下請けに出さない業者は、中間マージンがかかりません
  • 市町の補助金を確認する:屋根の塗装に使える住宅リフォーム補助がある市町もあります。市内・町内の業者しか使えない制度もあるため、おうち工房では対象の市町にお住まいの方に補助金と同じ計算の値引きを行っています(例:川越市・坂戸市)

屋根の状態、ドローンで無料点検します

見積もりの前に、屋根の状態をドローンで撮影して写真でご説明します。写真をLINEで送っていただくだけのご相談も受け付けています。

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よくある質問(FAQ)

Q. 屋根塗装だけだと、いくらかかりますか?

A. 30坪・2階建ての一軒家で、シリコン塗料なら35〜60万円が目安です(足場代込み)。40坪なら40〜65万円ほどです。

Q. 屋根と外壁を一緒に塗ると、いくら安くなりますか?

A. 足場代1回分(15〜25万円)ほど安くなります。30坪なら、外壁と屋根をまとめてシリコン塗料で110〜150万円が目安です。

Q. 屋根塗装におすすめの塗料は?

A. 費用と耐久性のバランスならシリコン塗料、夏の暑さが気になるなら遮熱塗料、次の塗り替えまでの間隔を長くしたいならフッ素塗料や無機塗料が向いています。

Q. 屋根塗装の平米単価はいくらですか?

A. 3回塗りの塗装だけで、シリコン塗料なら1㎡あたり2,000〜3,000円、フッ素塗料なら3,500〜4,500円が目安です。足場(600〜800円/㎡)や高圧洗浄などは別に計算されます。

Q. トタン屋根の塗装費用は高いですか?

A. さびを落とす作業とさび止めの下塗りが必要なため、スレート屋根より1㎡あたり300〜800円ほど高くなることがあります。さびで穴があいている場合は、塗装ではなく張り替えやカバー工法が必要です。

Q. 瓦屋根も塗装が必要ですか?

A. 日本瓦は、瓦そのものの塗装は必要ありません。漆喰や棟の補修が必要になることはあります。セメント瓦やスレート屋根は、塗装で防水性を保つ必要があります。

Q. 塗装とカバー工法、どちらがいいですか?

A. 屋根材そのものがまだ傷んでいなければ塗装で十分です。スレートの割れが多い場合や、前回の塗装がすぐはがれた場合は、カバー工法のほうが長い目で見て安くなることがあります。

Q. 屋根塗装の工事期間はどのくらいですか?

A. 屋根だけなら、足場の設置から解体まで1週間〜10日ほどです。雨の日は作業できないため、天候で延びることがあります。

Q. 見積もりや屋根の点検は無料ですか?

A. 無料です。ドローンで屋根を撮影し、傷みの状態を写真付きでご説明します。

まとめ

  • 屋根塗装だけの相場は、30坪でシリコン塗料なら35〜60万円、40坪なら40〜65万円です(足場代込み)。
  • 外壁と一緒に塗ると足場代が1回で済み、屋根の分は20〜40万円ほどの追加で済みます。
  • 屋根材の傷みが大きいと塗装では直せません。まずは塗装できる状態かを確かめましょう。

外壁の費用は外壁塗装 30坪の相場・40坪の相場、見積もりの見方は外壁塗装150万円は高い?見積もりのチェック方法でまとめています。

この記事の監修者

遠矢 慎(とおや しん)
株式会社Vamola 代表取締役/おうち工房 代表

資格:外壁診断士、雨漏り診断士、窯業サイディング診断士、外壁アドバイザー

所在地:埼玉県鶴ヶ島市富士見 電話:049-272-7005(9:00-19:00)

金額は2026年10月時点の一般的な目安です。実際の費用は、屋根の形や傷み具合で変わります。

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おうち工房

住所:埼玉県鶴ヶ島市富士見1丁目19−30 エーデルバウ栄和

住所:埼玉県鶴ヶ島市富士見1丁目19−30エーデルバウ栄和

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